産後の体調不良で悩んだ私の通院記録と回復までの過程

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出産という大きなイベントを経て、私の体は予想以上に変わりました。特に、産後しばらくしてから風邪をひきやすくなったり、慢性的な体の痛みや不調に悩まされることが増え、頻繁に病院へ通う日々でした。

よく産後は交通事故に遭って全治2ヶ月の状態と言いますが、本当にその通りだったなと振り返りながら思いました。今回は、私が経験した産後の体調不良と健康管理について、お話しします。

麦です。東京都在住の3人家族で賃貸暮らし。0歳の男の子を育児中です。

産後にかかった病院

私が産後にかかった病院一覧はこちら。

●内科
●整形外科
●歯科
●耳鼻咽喉科
●産婦人科
ちなみに持病はありません。毎年行っている健康診断でも、特に数値が悪いなんてことがなかったので、1年以内にこんなに病院にお世話になるとは思っていませんでした。
それぞれどのような症状で受診したか、まとめました。

頻繁な風邪で内科に通院

産後、まず一番に感じた変化は風邪をひきやすくなったことです。免疫力が低下しているのか、少し寒い日や体力を使った翌日にすぐに熱を出してしまうことが多くなり、内科へ通う回数が急増しました。

慣れない育児で疲れが溜まりやすく、休養をとる時間も限られていたので、体力の回復が追いつかない状況が続いていました。その結果、喉痛から熱、咳、鼻水といった症状が出て、家族に迷惑をかけることに。

薬を飲んで1週間前後で治りましたが何度がぶり返し、産後3ヶ月は毎月風邪をひくほど体が弱ってしまっていました。ゆっくり休める環境を無理やり作ることが、回復への近道だと実感しました。

傷を庇って腰痛になり整形外科へ

出産は帝王切開で行いました。そのため、傷を庇いながら育児をすることが続き、特に赤ちゃんを抱き上げたり、授乳する姿勢が負担になったりして、徐々に腰を痛めてしまいました

日々の育児に追われながらも、腰痛は悪化していき、ついに家事もままならなくなったため、整形外科を受診。レントゲン撮影などをしましたが骨に異常はなく、電気治療でリハビリ治療を行いました。

また、子どもを抱き上げるときに腱鞘炎も併発していたため、同時に手首の治療も開始。マッサージやストレッチなど日々の姿勢を改善するアドバイスをもらい実践することで、少しずつ痛みが和らいできました。

寝不足による歯痛で歯医者を受診

産後の生活は寝不足が続きます。特に夜泣きや授乳でまとまった睡眠が取れず、慢性的な疲労がたまり、いつの間にか歯が痛くなってきました。

最初は虫歯かと思い歯医者に行きましたが、診察の結果、ストレスや寝不足による食いしばりが原因で、歯痛が引き起こされていたようです。寝不足が続くと、体全体に影響が出ることを痛感しました。

歯の隙間に薬を塗ってもらい、しばらく様子を見ることになりましたが、なかなか改善せず。数回通う頃には息子がまとまって寝るようになったからか寝不足も緩和され、歯が痛むこともなくなっていきました。

メニエール病になり耳鼻咽喉科に通院

自分でも一番驚いたのが、疲労が原因でメニエール病を発症したことです。ある朝起きたら片耳の聞こえが悪く、音が二重に鳴っているような感覚がありました。
その後も耳鳴りやめまいが頻繁に起こり、最初は単なる疲れだと思っていたのですが、嫌な予感がしたためすぐに耳鼻咽喉科へ。メニエール病と診断され、ストレスや過労が大きな原因だと教えられました。
薬物治療と同時に、育児においてもできるだけ自分のペースでリラックスする時間を確保するよう努めることで、症状が少しずつ改善。1週間前後でだいぶ落ち着き、聴力も元通りになりホッとしました。

生理がこない不安から産婦人科を再受診

産後9ヶ月が経過しても生理が再開せず、不安を感じたため、妊婦健診でお世話になっていた産婦人科を再度訪れることにしました。今回は、生理の再開について相談するとともに、子宮がん検診も受けることを目的としていました。

産後初めての診察でしたが、超音波検査や内診を受け、帝王切開の傷の状態までしっかりと確認してもらえて安心しました。また、母乳育児を続けていると生理の再開が遅れることもあると教えてもらい、急ぐ必要がないとわかってほっとしました。

産後は1ヶ月健診が終わると、母体の健康状態をチェックする機会が減ることを改めて実感しましたが、気になることがあれば、迷わず医師に相談することの大切さを強く感じました。

産後の体をいたわるケアと健康管理のポイント

体調が優れないときでも、適切なケアと健康管理を行うことで、少しずつ体調が回復し、育児に集中できるようになりました。特に効果的だったケアや健康管理と回復方法を紹介するので、参考にしてください!

骨盤矯正とマッサージ

出産後は骨盤が開きやすく、腰への負担が増えがち。私は早めに骨盤矯正ベルトを使うことで、腰痛の軽減が期待できました。

また、血行促進や筋肉の緊張をほぐすために、定期的なマッサージやストレッチも効果的です。

お風呂で体を温めたり、寝起きにインナーマッスルを鍛える腹筋法を試したりすることで、帝王切開で切った筋肉の回復に繋げることができました。

適切な食事とサプリメントの活用

疲労回復や免疫力向上のために、たんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取するように心がけました。特に鉄分やカルシウムが不足しがちなので、レバーやほうれん草、魚介類を積極的に摂るようにしました。

また、骨の健康維持のためにビタミンDや葉酸のサプリメントを活用しました。特に葉酸は妊娠中だけでなく授乳中も摂取することで赤ちゃんに栄養を届けられるため、継続していました。

睡眠と休息の確保

産後は寝不足が続きがちですが、少しでも質の良い睡眠を確保するようにしました。

夜中に授乳で何度も起きなければならない場合は、昼寝をして少しの時間でも仮眠を取るように意識。短い休憩でも体力を回復させる効果があるそうです。

加えて、睡眠環境を整える工夫も。腰痛予防のためにマットレスを見直したり、ホルモンバランスで乱れる体温管理のためシーツや掛け布団の種類を増やしたりするのも効果を感じました。

産後ケアの利用

出産後の体調や心の状態をしっかりケアするために、積極的に産後ケアサービスの利用を強くおすすめします。

産後ケア施設では、体の回復を促進するためのマッサージや育児に関するアドバイスを受けられるだけでなく、育児や家事から一旦離れてリラックスできる時間を過ごすことができるからです。

特に私の場合、風邪をひきやすくなったり、腰痛を発症してしまったりと、体への負担が大きくなりがちでした。そうした状況の中で、産後ケアでの助産師や看護師からの手厚いフォローは、本当に心強いものでした。

産後の体は回復に時間がかかるため、無理をせずにケアを取り入れることが、育児を頑張るためにとても大切です。

夫の育休やベビーシッター、ファミリーサポートなどの利用も視野に入れつつ、産後に向けた準備を万全に行ってから出産に臨めるとベストだと感じました。

まとめ

出産後の生活は、育児や家事で忙しく、自分のことを後回しにしがちですよね。しかし、自分の体と心を大切にすることは、元気に子育てを続けるために欠かせないことです。

体に少しでも異変を感じたら、自分を甘やかしてケアを受けることをためらわないでください。私自身、病院での治療や産後ケアを利用することで、少しずつ回復できました。

子育ては長期戦です。無理せず自分を大事にしながら、元気に過ごせるよう頑張っていきましょう。